オッセオインテグレーション・インプラントは開発者の名前をとってブローネマルクシステムと呼ばれることもあります。
1952年にブローネマルクがウサギに実験装置を埋め込んで研究を行っていると、チタン製のネジが骨と融合して、実験装置を取り出すことができなくなってしまいました。ブローネマルクはこのことからチタンと骨が結合することを発見し、人体に応用するべく研究を続けました。そして現在のインプラント治療の基礎となるブローネマルクシステムを確立し、1981年に学術論文を発表しました。これを機にオッセオインテグレーションが大きな注目を集め、世界中に広まっていったのです。
スウェーデンで開発されたこの治療法は、現在ではアメリカをはじめ、世界中に広く浸透しています。それらの国々ではインプラントは非常にポピュラーな治療法として認知されており、歯を失った場合の第一選択枝となっています。医師の技術レベルも高水準です。
諸外国と比べると日本はかなり普及が遅れていますが、インプラント治療に熱心な医師も増えてきています。治療技術としての完成度を考えれば、今後広まっていくことは間違いないでしょう。